光学設計の実践的な解説書である。これに必要な基礎理論と、これに対応する具体的な応用計算例を豊富に取り込んだ。
本書の計算はすべて、Microsoft Excelで行われている。付属のCD-ROMにはそのための計算シートがすべて収められている。したがって特にプログラムを組む必要はなく、手軽に計算を行うことができる。計算式が直接書き込まれているので、実際面で遭遇するいろいろな応用課題に対して、式の変形などで対応ができる。
設計対象としてはレーザ収束スポットの生成と、そのスポットから反射・散乱光の受光(結像)に絞った。
レーザ光は最も単純で基本的な光であり、レーザビームに対する理解を深めればその応用として一般の光への理解も得られやすくなる。
レーザ光を収束させる場合、幾何光学計算に加え、光を波動として捉えた回折の計算が必要となる。
本書では波動の基本的な考え方、およびそれに基づいた各種開口での実際の回折強度計算、さらに、実際面でよく使うガウシャンビームの収束計算などについてその基礎理論と応用計算を記載してある。
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